平和島「洋食 ハスミ」のランチに驚愕。。。老人力のなせる技

自分の中で、ずっと“宿題”だったお店があった・・・
場所は平和島の入三銀座通り
その味のある佇まいに吸い寄せられ、過去に一度訪れたことがあった


いざ入店してみると、店主らしき年配のおやじさんが一人、
客席に座り、スポーツ新聞に見入っていた。

自分はすでに店内にいて、おやじさんの視界に入ってるはずなのだが、
何も反応がないまま、こっちは立ちすくむこと数秒・・・

ややあって、おやじさんが一言・・・「あぁ、客か」

ハ?・・・客じゃなきゃなんなの?・・・ハハハ、ハハ(心の叫び)

思わぬリアクションに出端をくじかれる自分

その時は何とか体勢を立て直し、オムレツライスをいただいたと思う・・・
確かオムレツを・・・他にも強烈な印象があり、食べた記憶も曖昧になる程。

料理を待つ間、厨房のオヤジさんをチラ見したのだが、
業務用の大きなケチャップ瓶を大きく振り上げて盛っている姿が

さぞや大量のケチャップで出てくるのかと思ったら・・・ほんのチョビッと
どんなケチャップなんだ・・・

後で調べたら、やはり凄いお店みたいだった・・・
http://r.tabelog.com/tokyo/A1315/A131502/13091655/


そんな体験もあり、ちょっとしたトラウマになっていた

でも思い返してみると、こっちが食べてる最中ながら、
店内のテレビを観ながら話をふってくる、気さくなおやじさんが印象的だった。



そして先日、宿題をクリアしに再チャレンジに訪れた

前にも増して、独特のオーラを放つお店に入ると、また出端をくじかれた!

この日も客席でスポーツ新聞を広げ、何やら熱心にメモってるおやじさん。
店内に立ちすくむこと数秒、やっと気づいてくれた

「なんだよ~、音がしないから気づかなかったよ~」とおやじさん。

戸を開けた時に音がしてるはずだけど、付けっ放しのテレビの音がデカい

「ここに座んな」と、おやじさんが座っていた椅子へ。
他にも十数席あるけど、たぶんガタついてまともに座れないんだろう。

気を取り直し、「ランチ下さい」と注文したが、まだ何だか落ち着かない。

待つこと10分以上で到着。予想以上にボリューミーな一皿
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ハンバーグ、海老&牡蠣(2個)のフライ、目玉焼き、
付け合わせはナポリタンと刻んだキャベツ。(\700)

調理中、ペタペタペタペタ・・・ジュ~~と音がしたので、
ハンバーグは注文後に成形して作ってるみたい。

フライは最初にジュワッとなって、すぐ終わってしばらく音なし!?
再びピチピチ、ジュワ~と揚げる音が。この間(ま)は何なんだ?

ご飯も、ほぼ大盛
画像

ごく一部、おこげっぽく変色していたのだが、こげ茶色ではなく、
なぜか薄い赤っぽい、というか朱色だった。
不思議だったが、食べても大丈夫だった(どんなメシだ!)


一番妙だったのが海老フライ。なぜか平べったい
画像

これって握り寿司のネタの海老みたいだけど・・・

ナポリタンは濃いめの味なんだけど、なぜか結構甘い
ハンバーグにかかったソースも、なぜか甘さを強く感じる。
中は肉が詰まってるというより粗めにまとめてある感じかな。
あぁ、断面撮り忘れた


まだ何となく落ち着かないまま食事中、「お客さん!」とおやじさんが呼んだ。

何事かと思ったら、「これもね」と味噌汁が出てきた。今頃?・・・
画像

味噌じゃなくて醤油風味というか、わかめスープ?

ただ、やっぱり何だか落ち着かない


また前回と同じく、テレビの内容をネタに話しかけてきたおやじさん。

外は暑かったろうからと、水をビール(小)に使うようなグラスで出してくれた。
画像

擦り傷だらけだけど、ちゃんと洗ってる・・・よな、そうだよな、まさかな
バックに写ってるけど、底が真っ黒の灰皿は、もはやここの名物?

後半は、この水で流し込むようにして食べ終えた
自分の中の宿題をなんとかクリアした、そんな気分


メニューは豊富だけど、あちこち変更してある。
画像

まだ価格設定に迷いがあるのかな?


店頭のサンプルはリニューアルしたっぽかったけど気のせい?
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それよりも店内を何とかしてほしい

だってあちこちにアイツの巣があるんだもん。アイツ→
それに、アレの臭いが強烈 湿気た所にはびこるアレの臭いが・・・


洋食 ハスミ 年季が入ったお店の外観。なんか・・・歪んでる?
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帰り際、おやじさんにちょっと聞いてみた。

最初は帝国ホテルで修行した後、日本橋三越でチーフもやっていたそうだ。

そ、そうなのか・・・モヤモヤ それがこんな・・・いや、自粛しよう

その後、この地にお店を構えて49年とのことだった。

おやじさんは、御年80歳!

このお店で感じたのは、少々古い言葉だが“老人力”

これほどスリリングというか、気を使うお店はないかも。
でも、それにハマったらクセになりそうで、ちょっと怖い


<追記>
2011年9月初旬、お店の前を通った時、何とも言えない脱力感が・・・
入り口のビニール製の屋根は外されて骨組みのみに、
ショーケースのサンプルは跡形もなくなっていた。

閉店かぁ・・・おやじさん、ご苦労様でした。






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この記事へのコメント

ヤモト
2010年09月05日 15:07
こんにちは~。私も大森在住です(^o^)丿。
この店の前は自転車で何度か通りがかったことはあっても、なかなか入る勇気がなかったっす。。貴重な情報ありがとうございます。
それにしても、平べったいエビフライ!!すごいです~(@_@;)
LAW
2010年09月05日 18:24
○ヤモトさん○
再びのコメント、ありがとうございますm(_ _)m
大森在住なんですか!地元ネタ(特に庶民派グルメ)とか教えてください(^^)/
あのお店に入るのって、やっぱり勇気がいりますよねぇ。
海老フライ、ホントに目からウロコでした。このほうがすぐに火が通るのかなぁ?謎です(^^;)
ヤモト
2010年09月06日 19:34
こんばんは。大森は住んでいる町ながら、あまり知らないんですよ(2年程前に引越してきました)。
大森で外食となると週末くらいなのですが、その週末も別のところに出掛けてしまうことも多くて…(^^ゞ
なのでLAWさんのレポートを頼りにしています(^o^)
LAW
2010年09月06日 23:37
○ヤモトさん○
実は自分も大森に住んで7年程の青二才です。
界隈に詳しい職人なブロガーさんもいるので、自分などまだまだ…
なるほど。週末の利用となると、やはりチェーン店が使いやすいかな。大森もここ数年でチェーン店がかなり増えた気がします。
いやぁ頼りにされても…(^^;) でも青二才なりに頑張ろっかな(^^)
2010年09月07日 18:20
700円とは安いですね。
とことん常連になれば色々つけてくれそうなおやじさん。
長生きして欲しいですね
LAW
2010年09月07日 20:00
○torazoさん○
\700でガッツリ食べれました(^^)
入店直後は出端をくじかれる感じですけど、おやじさんは気さくな人柄なので和みますねぇ。
某誌の言葉をお借りすれば、ここは間違いなく“大田遺産”だと思います!
ぴょん
2011年10月08日 22:54
はじめまして。
私は個人的に、オヤジさんを知っています。
オヤジさんの人柄、好きでした。
今のお店は、看板やメニューなんかもなくなっていて、淋しいですよね、最後の頃はおかもちも、店外に出ていましたよ。
お店は閉店してしまいましたが、このブログはぜひとも残しておいてください!
オヤジさんの足あとだと思うので・・・
最期の頃はお店もちょっと怪しくなっていたようですが、まだまだ若いころのオヤジさんの料理を、私はいただきたかったです!!
LAW
2011年10月09日 00:18
○ぴょんさん○
はじめまして。
ぴょんさんは個人的にハスミのオヤジさんをご存じなんですね。
お店と同様、独特のオーラがありますよね。
店外のおかもち・・・気づかなかったッス(--;)
勿論、ブログは残しておきますよ。実は、もう一回位は行っておかなきゃって思ってたんですが・・・残念です。
自分も若い頃のオヤジさんの料理、食べたかったッス。オヤジさんの人柄も味付けになってたんでしょうね。

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